うつくしき真珠
祖母が真珠のネックレスをくれました。
それは、祖母が買ったきり殆ど使わずに箱にしまいこんでいた、保証書らしきものに『本真珠』とだけ記載してある、誰が見ても真珠だとわかるネックレスです。
私は、真珠にはあまり詳しくなく、どのような真珠であるかよくは分からないのだけれど、冠婚葬祭に使えるフォーマルなネックレスはひとつも持っていないので、ありがたくもらいました。
問題はネックレスの留め金。
だいたいの真珠の留め金はシルバー925で、どのデパートの真珠もだいたいベーシックなものにはシルバーの留め金がついています。
しかし私は、シルバー925に金属アレルギーを持っているので、金具をK18のものに取り替えて貰うことにしました。
しかし、この金具を取り替える、という簡単な修理がなかなか難しく、
結論からいうと、K18の真珠用金具はとてもとても高額で、おさがりの真珠に付け替えるには手が出ないものでした。
では、どうしたのかというと、真珠用のあのゴージャスなお花飾りのような金具はやめ、簡単なヒキワという金具に取り替えて貰いました。
ヒキワとは、ごく普通の金やプラチナのネックレスチェーンについている金具で、重さがないので、覚悟していたより、随分とお安く済みました。
金具とワイヤーを交換して、1万3千円!
修理から戻ってきた真珠は、金具がカジュアルになったぶん、だいぶ気軽に着けられそうな雰囲気です。
冠婚葬祭にはもちろん、普段のお出かけの装いにもぴったりな感じで、ジーンズに白いシャツに着けたら、マニッシュの外しに良さそうでした。
真珠は、なかなか普段使いには向かなそうなアイテムだけれど、そこを飛び越えて、日々真珠に触れ合えることに感謝です( ^∀^)
お婆ちゃん、ありがとう。